伊豆半島へは幾度となくドライブしていますが、最南端の石廊崎まで足を伸ばしたのは今回が初めて。どんより雨雲の中、国道414号線を南下し、河津七滝ループ橋を超えたあたりでは道路が冠水しそうなほどゲリラ豪雨に見舞われるも、国道136号線へ抜ける頃には、天気は一変し、空が青くなりました。
駐車場へ車をとめて、岬へと繋がる坂道を登ると見えてくるのが石廊埼灯台。
石廊埼灯台には中に入ることはできないので右側の石廊神社参道を進み、伊豆半島の先端に向かいます。
ちなみに、後で調べると石廊埼灯台は、灯台記念日限定で一般公開されている模様です。
途中、かなり端折ってますが、断崖絶壁にある石廊崎の先端に到着。
先端まで行くと、それを証明する伊豆半島最南端の文字と、伊豆七島展望図。
石碑には北緯34度35分、東経138度50分と刻まれています。
緯度についてはもう少し詳しく知りたかったので、Mapfan等のサイトで調べてみたところ、日本測地系で北緯34度35分51程度。
つまり、この北緯では、御前崎よりもわずかに北に位置することになるため、石廊崎は静岡県最南端を名乗ることはできず、伊豆半島の最南端であるに過ぎません。
伊豆半島の最南端 石廊崎から眺めた東側の景色。
伊豆半島の最南端 石廊崎から眺めた南側の景色。雨上がりの青空にうっすら架かった虹。虹の麓にうっすら見える島と灯台は、神子元島とその灯台。
伊豆半島の最南端 石廊崎の先端から来た道を振り返ると、断崖絶壁の岩の形に添うように階段が設けられていて、なかなか険しい場所でした。
伊豆半島最南端 石廊崎への道のりは、伊豆半島の東海岸沿いを走る国道135号線ルート、中伊豆を通る国道414号線ルート、中伊豆から途中で西伊豆に回る国道136号線ルートの大きく3通りありますが、いずれにしても時間がかかります。都心から石廊崎へ日帰りで目指すなら、その日のほとんどはドライブになりそうなので、1泊以上で訪問すると、周辺観光地と組み合わせて伊豆半島を十二分に楽しめます。