国営木曽三川公園は愛知、岐阜、三重の3県に渡り、合計13か所もの公園が作られています。
その中でも、”中核施設”とされている木曽三川公園センターに行ってきました。

【撮影日:2013年8月11日】

木曽三川公園センターでは、この高さ65mの展望タワーに登ることで、東西南北360°の景色とともに、木曽三川公園センターの全容を見渡し、揖斐川、長良川、木曽川の木曽三川を眺めることができます。

木曽三川公園センター 展望タワー北側の景色

木曽三川公園センター 展望タワー北側の景色【撮影日:2013年8月11日】

まずは北側の景色から。手前に広がる公園は、この木曽三川公園センターの施設で、芝生広場の周りに季節の花や、大型遊具が備わっています。見えている川は、手前に長良川、緑の堤防を境にその奥に木曽川が流れます。
タワーの高さから見る角度では、長良川の方が川幅が広く見えますが、実際に真上から見ると、木曽川の方が川幅は広いです。

木曽三川公園センター 展望タワー東側の景色

木曽三川公園センター 展望タワー東側の景色【撮影日:2013年8月11日】

東側の景色は、手前に長良川が流れ、中洲を挟んでその奥に木曽川が流れます。
手前の長良川大橋の中央付近に、岐阜県海津市と愛知県愛西市の県境があります。
眼下に見えている駐車場は、この木曽三川公園センターの第一駐車場で1,000台以上の駐車スペースが用意されています。

木曽三川公園センター 展望タワー西側の景色

木曽三川公園センター 展望タワー西側の景色【撮影日:2013年8月11日】

西側の景色は、中洲で分かれていることから一見、三川のように見えますが、見えてる川全体が揖斐川です。油島大橋の途中に岐阜県海津市と三重県桑名市の県境があります。

木曽三川公園センター 展望タワー南側の景色

木曽三川公園センター 展望タワー南側の景色【撮影日:2013年8月11日】

木曽三川を一度に見れるのは南側・下流方向を見るこの角度から。油島千本松締切堤上の千本松原を境に、右手に揖斐川、左手に長良川。左奥に木曽川。一度に三川を眺められることでも有名なこの場所は、同時に岐阜(手前)・愛知(左側)・三重(右側)の3県を1度に見れるスポットでもあります。

木曽三川公園センターの展望台から見る揖斐川、長良川、木曽川は、夏の晴れた日でも水量たっぷり。万が一堤防が決壊するような水量にまで達してしまうと、たちまち大変な水害に発展してしまうのではいかと心配になります。

木曽三川公園センターへのアクセスは、東西南北どの方面からでも道が繋がっているため、行き方はいろんな方法があります。高速道路を使うなら最寄りのインターは、東名阪自動車道の弥富ICと桑名東ICで、それぞれ約15分ほどで着きます。木曽三川公園センターへドライブ目的ならば、揖斐川と長良川に挟まれた県道106号線の堤防道路を使うのも良いです。両川に挟まれた堤防道路は信号のない一本道で、晴れた日のドライブは爽快そのもの。ただし、走りやすい道路がゆえスピードの出し過ぎや、道幅も広くはないので、対向車線へのはみ出しや正面衝突事故、堤防道路からの転落事故には十分に注意が必要です。
また、国道1号線と交差する中堤交差点は伊勢大橋の途中にあるため、名古屋方面からの右折は禁止(7-19時)となっている点も要注意です。