滋賀・八日市⇔三重・桑名を結ぶ国道421号線。
名阪国道ルート、名神高速ルート、大垣~彦根を通る国道8号線ルートを走り込んでた2006年、
大阪⇔名古屋を移動するのに他のルートはないのか?という単純な思い付きから選んでみたルート。
国道と名乗るのだから、それなりの道だろうと滋賀側から走っているうちに、徐々に中央線はなくなり、完全に片側走行になり、それでも数台の対向車とすれ違い。
行き着く果ては幅員2.0mのコンクリートブロックの間。
普通車の横幅ってドアミラー含むと190cm弱だったような・・・。
このコンクリートブロックのゲート、大型車の通行を禁止する目的で作られたそうなのだが、いやいや普通車でも隙間10cmの攻めぎ合い。
もちろん、難なく通り抜けらられたけど、過去に通った車が、苦戦したことを物語る勲章が、擦り傷となって刻み込まれていました。
石榑峠コンクリートブロックのゲートを通り抜けた後のこの道も、今となっては通行止め。
2008年9月の災害により崩土・路肩決壊のため通行止め以降、復旧の予定は立たぬまま2011年3月26日に石榑トンネルが開通。
石榑トンネルが4.2kmの開通により、石榑峠を越えて県境を通過する時間が、30分も短縮されたことについては、酷道421号線を走ったことがある人ならば納得。
かつての国道421号線は酷道421号線の役目を終え、廃道421号線となり、酷道マップからもその姿を消そうとしています。
1度行けば満足だけれど、廃道になる前にもう1度ぐらい通っておきたかったかな。
写真撮影日:2006年12月06日
写真撮影日:2013年08月13日
ドライブ 道 峠 三重 滋賀 酷道