二条城の入口にあたる東大手門は、残念ながら工事中でしたが、工事中であることを逆手にとった光の演出にてお出迎え。
唐門において開催されたプロジェクションマッピング。
1回約5分の上映は、音と光の共演のクオリティの高さに、角度を変えて3回は繰り返し見ていたでしょうか。
これもプロジェクションマッピング。平面の壁に奥行き感が出ていますね。
さて、肝心の桜ライトアップはここから。約50種・200本を超える桜の品種の多さで有名な二条城。圧巻です。南門の先の桜林。
本丸御殿を囲む内堀の石垣では、錦鯉が雅やかに泳ぐ姿が映像として静かに投影されていました。しかも対岸にライトアップされた桜の木々は燃え盛るように水の色を変色させ、水面に反射していました。
清流園もライトアップされており、ここでも満開の桜が水面に反射していました。ただ単純に桜を光で照らすだけでなく、歴史ある建造物に最新の技術を投影する工夫が施され、趣深い一夜でした。
写真撮影日:2015年04月12日
桜景色 城 ライトアップ 京都