梅小路蒸気機関車館の入り口は現役時代は日本最古の木造駅舎として稼働していた旧二条駅舎を移築・復元。京都市指定有形文化財にも指定されています。
梅小路蒸気機関車館の中を潜入すると、運転時刻の表示が見えてきたので誘われるかごとく、SLスチーム号の乗り場へ。館内展示運転線の往復1kmだけ、しかも行きは機関車が客車をバックで押すという、物足りない10分間ほどの乗車でしたが、梅小路蒸気機関車館に来た目的は機関車に乗ることではありません。
元々、蒸気機関車の基地だった梅小路機関区の扇形機関庫を活用して作られた扇形車庫。そして目の前の転車台。今まで、映像の世界でしか見ることができなかったもを初めて目の当たりに。しかも予想以上に目の前で見ることができます。
この日、役目を終えた国鉄8620形蒸気機関車が転車台に乗りました。
転車台に乗って回転中の国鉄8620形蒸気機関車。数回、回転したあと、梅小路構内試運転へと飛び出ていきました。
扇形車庫には、数多くの蒸気機関車が停泊中。
そのうちの何台かは、運転台に座ることもできますが予想以上に狭く、視界も物凄く限られていることを知りました。
それにしても、これほどまでに機関車に触れ合える施設が京都にあったとは！いつまでも残っていて欲しい梅小路蒸気機関車館です。
写真撮影日：2013年06月23日
駅 京都